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脳卒中

脳卒中には、大きくは脳の血管がつまる「脳梗塞(のうこうそく)」と、脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。
平成13年の国民生活基礎調査では脳卒中は寝たきり27.7%と3割近くの原因になっています。

脳梗塞のリハビリテーションは、病状をみながら「急性期」「回復期」「維持期」と進めます。

急性期では救急医療機関にて入院後1週間くらいまでの時期に手足の関節を曲げ伸ばししたりして関節が固まったり、筋肉や骨が弱くなることを防ぐリハビリを開始します。

回復期ではリハビリ専門病院で入院後、1週間~3週間くらいまでの時期にベッドから起きて座れるようになるまでの訓練やベッドから起きて座れるようになるまでの訓練を開始します。通常、回復期のリハビリが終了すれば退院となりご自宅に帰られたり、施設に入居されて維持期を迎えます。

維持期のリハビリは早く社会復帰ができるように、退院後に引きつづき行うリハビリテーションです。また、回復した機能を再び低下させないために行うものです。

ヘルスケア治療院では退院後の機能訓練
を行っております。お気軽にご相談ください。

事例のご紹介

86歳 女性 脳梗塞による右半身マヒ

【経過】
脳梗塞発症後リハビリを経て退院。退院後は特にリハビリやデイサービスを利用することはなく2年が経過。
【症状・状態】
両下肢の筋力低下により転倒を繰り返す(1ヵ月に3~4回程度)。右半身の上下肢の関節に関節拘縮を認める。その他、腰痛症状が強く起立動作の際に腰痛症状増強。

【施術内容】
腰痛症状に鍼にて施術、疼痛の緩和を行う。腰痛の状態を確認しながら徐々に下肢筋力訓練、バランス訓練、右半身の関節拘縮に対して可動域訓練を行う。

施術開始から1か月後、起立動作時の腰痛症状が軽減。6か月後、腰痛の軽減と筋力強化により歩行時の安定感が改善され、転倒することがほとんどなくなる。現在は残存する腰痛症状と筋力訓練を中心に施術に取り組んでいます。